2009年2月21日土曜日

ローライフレックス4.0FW


Rolleiflex 4.0FW

 現行機種のワイドアングルローライフレックスです。2眼レフのローライ2.8やワイドローライにフィルターを付けるとレンズキャップを付けることが出来ません。
 それで、以前2.8用の上下フィルターセットを作ったのですが、ワイド用も同じ事が可能だと安請け合いしたんですが…。
 これが無理だったのです。
 結局フィルターを内蔵してしまいました。全長は純正フィルターを付けた状態とほぼ一緒なのですが、見た目にテレローライっぽくなってます。
 当然ですが、上下ともフィルター内蔵です。ちなみに長くなっても、純正よりは軽くなってます。その秘密は?

2009年2月12日木曜日

スーパーアンギュロン47mmF5.6XL

スーパーアンギュロン47/5.6XL

商品撮影などの分野では気にならない操作も、夜間の風景撮影では不可能に近い事もあります。

初めての現場で暗闇の中で広角レンズを付けてピングラ越しのピント合わせ。

そんなお悩みをご希望のピント位置に固定したカメラを作って解決しました。空撮カメラと同じです。

スーパーアンギュロン47/5.6XL専用カメラになったおかげで操作も大幅短縮。ビューファインダーで見当を付けてピングラで確認する。後はフィルムホルダーを入れてシャッターを切るだけ。ロケ先で身軽になった分、奥深くまで入っちゃうんでしょうか? それならいっそGPS付きまでいっちゃいますか。

2009年2月3日火曜日

プラウベル デジタルアダプター

プラウベル デジタルアダプター

「プラウベル」と聞いて「マキナ」と答える方はベテランさんかと思いきや、巷の若者に「プラウベルマキナ」が人気だとか?

今回は「マキナ」でなく「Digital Adapter」の方です。ジナーで言うところの「スライディングアダプター」です。

マキナのデジタルアダプターはデジタルバック取付部が交換できるためハッセルVからHへの交換や、マミヤ645用に簡単に交換可能です。
デジタルバックを複数持つスタジオさんには人気です。
カメラ側はプラウベル、ジナー+ホースマン、リンホフ、リンホフM679,トヨの各メーカー用が用意されています。こちらは交換式で無いためカメラの種類分そろえる必要が有ります。
とりあえずリンホフ用1個で使い回す方法もありますが、「やっぱり専用の物が良い。」とご相談に。専用にするか?交換式にするか?現在検討中。
ちなみに、フィルムフォルダー用アクセサリーなど、アクセサリーは豊富にあります。

2009年1月30日金曜日

カメラマン募集

カメラマン募集

単発物で1日だけですが、応援カメラマンを募集しています。
今年は兵庫、大阪で入学式が重なるところが多いようで、学校写真の
撮影が出来るカメラマンが不足しているようです。
有るところから人手不足で「誰か、いない?」といわれたので、気軽
に知り合いに「紹介してあげて。」と電話したところ「こっちも足り
ない。ウチの人材もお願いします。」と逆にたのまれてしまいました。

ギャランティは一般的(関西標準クラス?)で交通費支給。
ケイ・リペアのボランティア紹介ですのでギャラは直接受け取ってくだ
さい。紹介料は頂きません。
日程は2009年4月7日、8日どちらか1日でも、または2日通し可能。
大阪、兵庫県内の学校。
頑張れば午前と午後と2個所回れるかも。
定員になり次第終了となります。

まだ、スケジュールの空いている方、ケイ・リペアまでご一報下さい。

2009年1月21日水曜日

ジナーデジタルバックアダプター

ジナーデジタルバックアダプター

元はジナーの
結構初期のスライディングアダプターです。
最近の若手カメラマンは「ジナー」=「P3+
eVolution」らしく、おじさん好みの「S」なんて知らないらしいです。そんなわけで今やクラシック扱いの「P1」とかの45のフレームに取り付けするこのサイズにびっくりかも知れません。
スライドの方向も横方向に変更(だったと思います。)そして当時新型
Sinarback用のハッセルアダプターが取り付けできるようにしました。
この写真の原形が解る方はデジタル機材にかなり投資された方では無いでしょうか?
ライブビューが当たり前の現代に昔はこういう機材が有ったという思い出の一品。

2009年1月17日土曜日

ご来店をご希望の皆様へ

ご来店ご希望の皆様へ

 2008年に現在の場所に移転いたしました。新しい所は、旧店舗のような遊んでいただける接客スペースが全くございません。そのためご来店いただいても店舗形式ではないため、ごゆっくり楽しんではいただけません。ご来店の場合は覚悟してお越し下さい。

 旧店舗にきていただいた根性の有る方ならびっくりしないと思いますが、新しい場所は作業場のみで、前にもましてわかりにくく、そして狭いです。
 車をおける空き地はありますが(当方の土地ではないため、いつでも逃げれる状態で駐車する必要はあります。)、そこにたどりつくまでには「狭いクランク」「狭い道のポール」「じゃまな電信柱」「危険な側溝」など難関が多数ございます。クラウンサイズのタクシーは入ってこれますが、大型のベンツやフェラーリなどは絶対にたどりつけません。

 今回はテントもないため、雨の日は傘を差しての立ち話になります。この季節はつらいです。

 こんな、きつい状態でも「行ってみたい」と思われた勇者は、まずはご来店ご希望日をお知らせ下さい。ご希望日と当方の予定が合えば第一関門クリア。
そして「近くまで来たかな?」と思ったところで油断せずにお電話下さい。遭難しないように誘導させていただきます。

 ちなみに2009年度10営業日間中、「遭難してたどりつけずに帰宅」が3名、「たどりついたが留守」が2名の被害状況です。以前、旧店舗を取材の方に「日本一わかりにくい店」とご評価いただいた記録を短期間で更新したようです。
 そんなわけで、たどりつく自信のない方は宅急便をご利用下さい。

変梃店主より

2009年1月14日水曜日

リンホフ プレス


リンホフプレスカメラ用のレリーズケーブル取付金具を作りました。「レリーズケーブルの取付しにくい。」とのご依頼で量産品ではなく単品製作物です。リンホフ純正レリーズケーブルにあわせてます。

2009年1月6日火曜日

ニコラペルシャイト

Nicola Perschid 36cm F4.5
大判レンズに詳しい方ならご存じのレンズ。
その昔、ポートレートスタジオの至高の一品。
もとはレンズシャッター付きですが、現在ではバーレルレンズ状態の物がほとんど。
中判カメラに使用する方が増えたようですが、中には「ライカ判カメラに使う。」という方も…。
今回のご依頼は正統派Sinar Shutter用にジナーボードに取付。このレンズはやはりラージフォーマットでないと。
…もしや!デジタルバックで使うとか?…

蛇足ですが、巷のアダプターはねじピッチが違う物が多く存在するようです。今回の物は純正ピッチにしています。